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術後のテーピングについて

テーピングの目的

手術後は傷をよりきれいに治すため、傷跡(きずあと)にテープを貼ること(テーピング)が必要

です。テーピングの目的は

●安静

傷が引っ張られ、傷の幅が広がったり、赤みが強くなることを防ぎます。

●遮光

紫外線による色素沈着を予防します。illust2149_thumb

●保湿

乾燥による皮膚の防御機能の低下を防ぎます。

手術の傷は7~10日ほどで抜糸しますが、抜糸後も傷跡には変化が続きます。

手術後最初の1-3ヶ月間は傷の中の細胞の活動が活発になるため、傷跡は段々赤くなります(傷の

増殖期)。その後は徐々に活動がおさまり、赤い色が薄くなっていきます(傷の成熟期)。

傷の中の細胞の活動が活発な時期に、引っ張られたり、日焼けをしたり、乾燥などの刺激が加

わると、傷の中の細胞が過剰に反応してしまい、傷跡が太くなったり、赤く盛り上がったり、

色素沈着がおきてしまいます。当院ではこうした刺激を避け、傷跡をきれいに治すためにテー

ピングを勧めています。

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