ホクロ
どんなときに皮膚科に行けばいいの?
ホクロと一言で言っても、生まれつきのもの、子供の頃からのもの、大人になってからのもの、顔や手足にできるものなど様々です。多くの場合は良性ですが、次のような場合は悪性のホクロの可能性も考えられますので注意が必要です。
・ 直径が7ミリを超える大きなもの
・ 形が左右対称でないもの
・ ホクロの境界部分がぼやけているもの
・ 色が極端に濃いものや、色の濃い部分と薄い部分の濃淡が目立つもの
・ 大人になってからできて、短期間で大きくなってきたもの
どんな検査があるの?
ダーモスコープという小型の拡大鏡を使い、ホクロを観察して診断します。ほとんどの場合ダーモスコープによる検査で診断がつきますが、この検査のみでは診断が難しい場合には、病理組織検査のために手術でホクロを摘出するか、定期的(数ヶ月ごと)に経過観察を行います。